| ’80富士300キロ マイナーツーリング・レース | ||
| 都平、職人芸を披露! | ||
| 1980.3.29 出走23台 4.3kmx20周 スタート:10時00分 | ||
| スターレット勢コース・レコードを更新 予選はゼッケンの偶数、奇数により2組に分けられるなか、予選1組のADVANスターレットを駆る鈴木恵一が1分31秒52と素晴らしいタイムでコースレコードを更新しポールを獲得。同じ組には昨年のチャンピオン杉崎直司(つちや)、真田陸明(トリイ)、都平健二(つちや)、渋谷栄治(東名)、シビックの大場次男らが顔を揃え互いにスリップ・ストリームを使いあい引っばりあうものの1分32秒の壁が破れなかった。予選2組ではトムススターレットの星野薫が自己ベスト破る1分31秒88をマークし鈴木(恵)に続いた。けっきょく1列目はトムス・チューンの16バルブエンジンを搭載する2台のスターレットが占めた。OHVでトッフ゜の真田から予選7番手の大場シビックまでは1分32秒台で並ぶが、8番手〜15番手までは1分34秒台でマシンの性能差が歴然である。 限りなくエスカレートしているこのレース、サニーのインジェクション装着車は21車中12台に及んだ。さらに100Rと最終コーナーで抜群の効果を発揮するという“つちや製”3速・4速スペシャルギャー(オプションより歯を1枚落としたもの)はサニーのほとんどが装着すみのようだ。 ADVANサニーの高橋健二(東名)はデフ・トラブルとインジェクション不調で予選19番手、20番手はインジェクション・ポンプ故障の相葉文男(オオツカ)。セントラル20サニーの武藤文雄は電気系トラブルで予選をろくに走れず不本意な最後列のポジションとなった。 ベテラン勢の一騎討ち 夜半まで降り続いた雨も明け方には上がり決勝レースが始まる時は完全ドライとなった。雨を待ち望んだ武藤が出走を断念したため出走マシンは23台。2−2−2のグリッドにフォーメーション・ラップを終えたマシンが整列し、シグナルが青に点灯。 |
エンジン回転をじゅうぶんに高め、ゆっくりとクラッチをミートさせた鈴木(恵)が好ダッシュ、1コーナーまでに真田に20mあまりの差をつけた。ヘアピンには鈴木(恵)−真田−星野−渋谷−都平−大場−早乙女実−杉崎−野口和次−泉善男でクリアーしていく。 逃げたい鈴木(恵)だか、追い風を利用しながら集団でスリップ・ストリームを利用してくる後方集団をつき放すことはできない。トップグループは1分34〜35秒台の割にゆっくりとしたペースで牽制し合う。トップに立つのは鈴木(恵)、星野、杉崎、真田、渋谷の5人、都平と大場は6番手と7番手を指定席とし、レース巧者7人が周回を続ける。 レースも中盤から終盤にさしかかったところで、大場が都平の前に出ようと勝負を賭けたがエンジンが耐えきれずブロー。トラブルはつづいて鈴木(恵)を襲い最終コーナーをまわったところでエンジンが突然停止、惰力でピットまで戻りリタイヤとなる。 トップグループに残ったのは5台、残り2周となり俄然ペースアップ。最終コーナーで周回遅れのマシンを捕らえるトップ5だが、渋谷、杉崎は僅かだが致命的なニアミス。都平−星野とストレートを通過するが、ヘアピンは星野−都平の順、両車はピタリとついたまま最終コーナーへ姿を消した。注目の最終コーナーは星野が先頭で現れたが、スターレットがわずか外に膨らみかけると、サニーがその横をすり抜けみるみる近づいてきた。最高許容回転をはるかに上回る10000rpmまでまわした都平が星野を土壇場でうっちゃったのだ、その差わずか0秒29、最終ラップの最終コーナー立ち上がりにすべてを賭けた都平の作戦勝ちであった。 |
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| トップ集団の7台、勝負は最終ラップだ。 |
| ’80富士300キロ マイナーツーリング・レース |
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| 予選結果 | レース結果 | ||||||||||
| 1 | 24 | 鈴木恵一 | ADVANスターレット | 1分31秒52 | 1 | 2 | 都平健二 | エンケイ・サニー | |||
| . | 7 | 星野 薫 | トムス・スターレット | 1分31秒88 | . | 7 | 星野 薫 | トムス・スターレット | |||
| . | 8 | 真田陸明 | レーシングフォージ・サニー | 1分32秒35 | . | 8 | 真田陸明 | レーシングフォージ・サニー | |||
| . | 2 | 都平健二 | エンケイ・サニー | 1分32秒37 | . | 30 | 杉崎直司 | つちやサニー | |||
| 5 | 30 | 杉崎直司 | つちやサニー | 1分32秒62 | 5 | 84 | 渋谷栄治 | レーシングフォージ・オオツカ・サニー | |||
| . | 84 | 渋谷栄治 | レーシングフォージ・オオツカ・サニー | 1分32秒82 | . | 80 | 早乙女実 | 愛車センター鈴木板金サニー | |||
| . | 18 | 大場次雄 | YAMATO CIVIC | 1分32秒95 | . | 31 | 彦坂 昭 | つちやサニー | |||
| . | 45 | 野口和次 | ユミ・カシマ・サニー | 1分34秒23 | . | 3 | 相葉文男 | オオツカ・サニー | |||
| . | 11 | 泉 善男 | アサダ・サニー | 1分34秒26 | . | 16 | 鈴木四郎 | 鈴や食堂メッカ・サニー | |||
| 10 | 31 | 彦坂 昭 | つちやサニー | 1分34秒51 | 10 | 21 | 茂木和男 | Z Sport サニー | |||
| 優勝 都平健二 エンケイ・サニー 31分35秒01 平均時速165.616km/h ※ 鈴木恵一、星野 薫はコースレコード。 |
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